教育目標

教育目標

沿革

1946年カナダの聖フランシスコ会宣教師によって設立。戦後の混乱した時代に幼児教育の 必要性を感じた宣教師によって設立されました。

本園は、カトリック精神に基づき、幼児に宗教的道徳的教育を与え、適当な環境を通して、 明るく楽しく、個性あふれる人間性豊かな幼児教育を実践し、その心身の健全な発達を援助し 且つその家庭の健全な生活を助成することを目標としています。

お祈りの言葉

主の祈り

天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。み国が来ますように。 みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。わたしたちの日ごとの糧を 今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。 わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。 アーメン

アヴェ・マリアへの祈り

アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、主はあなたとともにおられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、今も、死を迎える時も、お祈りください。 アーメン。

教育方法

モンテッソーリー教育とは

イタリアが生んだ最初の女性医学博士で精神医学者であり、優れた教育者であるマリア・モンテッソーリ (1870~1952)が提唱し実践した教育です。彼女は適切な環境と援助が与えられるならば子どもは自ら成長する 存在であることを発見しました。自立しようとする子どもに必要な環境を設計し、教具を発明し、適切な教育法 をあみ出したのです。

人格形成の一番大切な時期に

  • ・自主性・協調性・社会性を育み
  • ・創造性を発揮しつつ
  • ・物事にじっくりと取り組み
  • ・喜びに満ちた本来の子どもの姿の実現を目指し

一人ひとりの子どもの望ましい心身の発達要求に応じた援助ができることを目指します。また、これらの教育法 で、最も大切なことは子どもの発達心理を深く理解すると同時に、いたずらに干渉することなく、子どもの自己 形成を積極的に助けることにあります。

個別活動の内容

● 日常生活の練習

幼児は誕生とともに自立に向って自らの建設を始めます。自分の体を自由に使い、環境に適応する時、 平和な心と自己実現ができるのです。

モンテッソーリ教育では、子どもが日常の生活の中から課題を設け、繰り返し活動することで、運動機能の 調整や物の使い方を体得していきます。
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● 感覚教育

子どもは、日常生活で出会うさまざまな具体物をさらに正確に把握できるように、五感を洗練させる内面の 要求を持っています。

比べたり、分けたりする時、知的な活動を伴い、注意力、観察力、思考力などが育ち、本物に触れるのです。 気づく、発見する、抽象化する能力が次の課題へと興味を示します。
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● 数教育

子どもの数量に対する興味は大きく、感覚的に把握していた対象物をより正確に数量で確かめたい要求が あります。楽しく数を扱う子どもの姿は、数を段階的に系統的に導くことの大切さを教えてくれるでしょう。

数教育は、子どもの精神活動とともに人格形成に及ぼす影響は目をみはるものがあります。
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● 言語教育

言葉は、人間の所産であり、言葉によって人間性の品格が生まれることを考えれば、最も大切な教育の ひとつです。

聞く、話す、書く、読むことを整えられた楽しい教材を使い、系統的に整理しながら習得し、 自由に表現できる力を身につけます。
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● 文化教育

子どもは探求心が強く、日常生活の出会いの中で文化の影響は大きいものがあります。

身近な環境から自然の力に魅かれて、命を育む植物を愛し、動物の生体に感動し、地球と天体の不思議な 法則性に驚くものです。

地理、歴史、芸術、宗教に関することなどを生活の場面を通して学び、知性と愛を養います。
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